2013年09月04日

パシフィック・リム

 映画「パシフィック・リム」、いやあ、実に良かったですね。期待して見たら期待通りに面白かった映画ってのは久々かもしれません。期待を大きく上回ったとか、最高傑作だ、とかまでは言いませんけどもね。それでも、DVDレンタルばかりだったところを十数年ぶりに映画館に見に行った甲斐は十分にありました。
 どんな映画かっつーと、実写の巨大ロボット物です。何か謎の怪獣が襲ってくるんで、巨大ロボット作って戦うんじゃぜーと言う単純極まりない設定で、巨大ロボットとか怪獣とかにまったく興味のない層ガン無視なところがナイスです。物語の展開上必要な葛藤だのは一応ありますが、人間ドラマ、恋愛要素だのを極力排除していて清々しい。話の展開も日本のロボットアニメやハリウッド映画の大作に見られるお約束を守って堅実に作られており、見ていて安心感さえ覚えます。驚愕のオチが待ってる映画もいいですが、やはり王道展開の映画があってこそですよね。
 巨大ロボと巨大怪獣がド派手にガッツンガッツンぶん殴り合う映画と聞いてちょっとでも興味を持った未見の方は、是非とも見て頂きたいですね。ただし、全くもって一般受けはしない……んじゃないかなあ。私は役者のことはよく知らないんですが、客寄せになるような有名な俳優は出ていないらしいですし、恋愛要素(笑)もありませんしね。とにかく巨大ロボと巨大怪獣のド派手な戦闘、そして王道展開、これに尽きます。

2009年11月04日

ヴェーン飛空船物語

 船戸明里氏「LUNAR ヴェーン飛空船物語」がどーのこーのと書かれたAmazonからのメールがありまして、名作漫画だけど絶版になってなかったっけかなーと思って見てみたら、なんか再販されたみたいですね。LUNARってのはメガCDの良作RPG……まあ当時のメガドラやメガCDのRPG事情を考慮すれば充分名作と言える作品だったんですが、ヴェーン飛空船物語はそのLUNARの漫画化作品です。漫画化っつーか、こゆのは外伝的作品ってんでしょうかね。設定を借りてるだけで話は船戸明里氏のオリジナルみたいですし。確かゲーム自体をやる前に読んだんですけども、まったく問題なく読めましたしね。特に、三本だかある話のうちの一番最後の話が良くてねえ。じわりと来る微妙な感動系と言うかなんと言うか、まあその辺は「Under the Rose」とかに見られるところでもあるんですが、船戸明里氏の持ち味が充分に感じられるんで、他作品は好きだけどこれは読んだことねーぜ、という人はこの機会に読んでみてもいーんじゃないかしらん。

2009年02月07日

涼宮ハルヒの憂鬱

 よーやく観ましたよ、ハルヒのアニメ。いやあ、こういう話だったのねえ。内容は、まあ今更解説するのもどうなのかと思うので説明しませんが、なかなか面白かったね。設定は確かに今風(と言うか、ライトノベル定番と言うか。セカイ系とか言うんでしょーかね)なんでしょうけども、なんつーかこう、昔読んだジュヴナイル小説とか思い出しましたよ。特定のタイトルが思い出せないんですけども、えーと、児童文学ともまた違うんでしょうが、要するに今のライトノベルに相当するような作品群でしょうか。なんだか、そういう時代の臭いを感じますね。要するに、王道なのか。小説第一巻にあたる「憂鬱」エピソードの最後を観ていたら、何となく日渡早紀のアクマくんシリーズの、えーと、マジック★スウィートだっけかな、そんな感じのタイトルの短編を思い出しましたが、あんまり似てないか。まあいいや。
 しかし、24話くらいあるのかと思ってたんですが、全14話しかないんですな。いや、短いのはいいとして、DVD一本に二話しか入ってないって、どんだけボッタクリなんだよ、と。100円レンタルの日に借りれば良かったぜチクショウ。
 ところで、小説もやはり抑えておくべきなんでしょうかね。ライトノベルは、読むのは抵抗ないんですが、コストっつーかねえ、値段分の文章量がないので買うのは大いに抵抗があるんじゃよねえ。古本屋で探すかのぅ。

2009年01月16日

蟲師

 感想書くの忘れてました。ネット知人のスイカ○氏に薦められ、観ねぇとぶてぃこむぞゴルァと脅されたので泣きながら「蟲師」というアニメを観てみたんですが、これが大当たりでした。蟲師は前からタイトルだけは知っていて、蟲という字から、うじゃうじゃでぐちょぐちょな気色悪い蟲を使役する蟲使いみたいな人が活躍する話かなーと思ってたんですけども、ちょっと違いましたね。蟲ってのは生命の根源に近いモノとか、そんな感じの説明がされるんですけども、見た目としては半透明の光る何か(虫みたいな形のことが多い、のかなあ)として描かれてます。大抵の人には見えなくて、無害なものも多いのだけれども、人や環境に害を為すこともあって、蟲の扱い方を学んだ蟲師がその手の問題を解決したり、対処法を教えたりとか、そんな感じです。
 この作品、えらく地味なところが実に良いです。蟲を使役して蟲同士にドすげえバトルをさせるだとか、ましてや外道照身霊波光線を発射するとかそういうのは全然なくて、蟲師は言ってみりゃあただの学者なんで、対処法もえらく地味です。話も、蟲による害を必ずしも解決出来るわけじゃあなかったりするし、とにかく全般に渡って地味。だがそれが良い。良い意味で地味。萌えアニメに食傷気味だったり、バトル系アニメに燃え疲れていたりする人は試しに観てみるのもいーんじゃないかしらん。